大学院工学研究科において、平成21年度から平成24年度の間の博士前期課程入学試験に、6件の出題ミスがございました。入試を実施するさいに「慣れ」や「思い込み」があり、チェック態勢が形骸化していたことが原因です。研究科といたしましては、この事実を厳粛に受け止め、深く反省するとともに、問題点を洗い直し、再発防止に全力を尽くす所存です。
なお、ミスによって受験者が不利益を被らないよう、当該試験の採点を見直すなどの措置をとりましたが、いずれも当時の合格者の決定に影響はありませんでした。
神戸大学大学院工学研究科長
小川 真人
(平成24年2月7日)