神戸大学

「被災地図書館との情報交換会」を開催しました

2012年02月24日

神戸大学附属図書館「震災文庫」見学

神戸大学附属図書館では、本学地域連携推進室から助成を受け、東日本大震災被災地域の図書館と兵庫県内図書館等との「震災資料の収集・公開を巡る情報交換会及び施設見学会」を2月21日・22日の2日間に亘って開催しました。

東北大学、岩手大学、岩手県立図書館、宮城県図書館から12名、兵庫県立図書館、神戸市立中央図書館、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターから6名、そのほか、震災による博物館・美術館、図書館、文書館、公民館の被災状況の把握・救援を目的として活動しているボランティア団体saveMLAKや本学教員・図書館職員等計26名が一同に会し、大震災という共通の経験のもと、震災資料の収集・保存・公開というテーマで情報交換をしました。

1日目は本学「震災文庫」の説明・見学の後、各館等の取り組みの説明、意見交換を行い、2日目は兵庫県立図書館、神戸市立中央図書館、阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターの取り組み状況を実際に見学しました。

情報交換会

各館等がそれぞれの役割に応じて行っている取り組みや違いを実際に見て認識していただくと共に、東北地域内での図書館職員の人的ネットワークを構築する機会を提供することができました。さらには今回の情報交換会を通じて形成できたネットワークを活用することにより、東日本大震災被災地の図書館への支援を継続していきたいと考えています。

(神戸大学附属図書館)