神戸大学

平成24年度入学式を催しました

2012年04月06日

神戸大学は4月6日午前10時から、平成24年度の入学式を、神戸市中央区の神戸ポートアイランドホールで催しました。11学部、14大学院研究科などに合わせて4532名が入学し、福田秀樹学長や理事らから祝福と励ましを受けました。

福田学長は式辞で、本学の特徴として「国際性」「総合性」「専門性」「人間性」の4点を指摘しました。このうち「人間性」について、東日本大震災被災地への支援に触れながら「阪神・淡路大震災の経験から得た『絆』や『助け合い』を大切にする風土が根付いております」と強調しました。さらに本学が今年、創立110周年の節目の年を迎えることを紹介したうえで「世界に目を向けて、グローバルな社会で活躍できる人材となるべく、努力を積み重ねられることを祈念します」と、新入生を励ましました。

福田学長

式辞の後、混声合唱団アポロン、エルデの男性部員とグリークラブが学歌を合唱して新入生を歓迎し、約30分で式を終えました。

続いて、大手電気メーカー社員で作家のシリン・ネザマフィさんが「新たな出会いとグローバルな可能性」と題して記念講演。イランから本学に留学し、工学部と大学院で学んだ体験を振り返りながら「夢をもち、何にでも挑戦して、自らの可能性を広げてほしい」と語りかけました。

この後、オリエンテーションや応援団による学歌指導が行われ、午後からは各学部に分かれてガイダンスがありました。

入学したのは学部2632名、編入140名、大学院修士・博士課程前期1260名、同博士・博士課程後期344名、同専門職学位課程 (法科大学院、MBA) 156名です。このうち、外国人留学生は学部に15名、大学院に231名が入学しました。

(広報室)