神戸大学

外務省制作の海外広報用映像に卒業留学生が出演しています

2012年04月10日

本学卒業留学生のシリン・ネザマフィさんが、外務省が制作した海外広報用東日本大震災復興映像にナビゲーターとして出演しています。映像資料「Japan:Fascinating Diversity」は、東日本大震災から復興し再生に向けて歩みつつある日本の姿を海外に発信するために制作され、ネザマフィさんは、「Omotenashi」編に出演しています。撮影では神戸大学にも訪れました。言語別8枚組DVDは、約250ヶ国に郵送され、2017年3月11日までの5年間使用されます。

ネザマフィさんは、2004年工学部卒業、2006年自然科学研究科修了、工学修士号を取得後、日本で就職し、現在は大手電機メーカーのドバイ支社でシステムエンジニアとして勤務しています。また小説家として執筆活動を続け、2006年に『サラム』で留学生文学賞を受賞。2009年に『白い紙』で第108回文學界新人賞を受賞、第141回芥川賞候補。2010年には『拍動』で第143回芥川賞候補となりました。

(留学生課)