神戸大学

元職員が図書館サポートフォーラム賞を受賞しました

2012年04月18日

元神戸大学附属図書館情報管理課長の稲葉洋子さんが、第14回図書館サポートフォーラム賞を受賞しました。

この賞は、図書館活動をサポートする組織である「図書館サポートフォーラム」が、ユニークで社会的に意義のある各種図書館活動を表彰しているものです。稲葉さんは、次の活動の意義が高く評価され、受賞に至りました。

  • 1995年1月17日の阪神・淡路大震災を機に、神戸大学図書館は被災地の図書館の責務として、この震災に関わるあらゆる資料を網羅的に収集する「震災文庫」を立ち上げ、一般公開した。その発足から事業の中心的存在として陣頭指揮を貫徹し、網羅的収集・保管・保存からデジタルアーカイブの構築、そしてWebへの情報発信までをリードしたこと。
  • その功績は、2011.3.11の東日本大震災以後のいわゆる震災アーカイブの先例となり、よきモデルを提示することになったこと。

神戸大学図書館はこの功績を引き継ぎ、今後も震災文庫の活動を通じて、社会に貢献していきます。

(附属図書館)