神戸大学

漢陽大学校 経済金融大学・経済研究所と共同研究発表会を開催しました

2012年06月13日

神戸大学経済学部・経済経営研究所は、2003年に韓国漢陽大学校経済金融大学・経済研究所と学術交流協定を締結して以降、開催地を韓国・日本と1年ごとに交代し、毎年共同でシンポジウムを開催しています。

本年は10回目にあたり、神戸大学で6月1日に開催しました。 漢陽大学校からは、Kim所長と他2名の報告者が来日され参加いただきました。Yoo教授は最近の韓国における株価の動きをモチベーションとした株価変動に関する理論的な研究、Kang准教授は国際資産市場に関するマルコフ連鎖モンテカルロ法を用いた実証研究を報告くださいました。研究所からは、Bebenroth准教授が震災の外国企業に与えた影響に関するアンケート調査を基にした実証研究について、稲葉前研究所研究員 (現追手門学院大学講師) が韓国における受託製造加工の効率性に関する研究を報告いたしました。また経済学研究科の金京教授は、東アジア諸国における為替変動と金融統合に関する実証研究を発表いたしました。

当日は多くの方々にご出席いただき、たいへん盛況となりました。今後も漢陽大学校と神戸大学の交流をさらに深めるため双方が努力していくことを誓い、来年のソウルでの再会を約束して閉幕いたしました。

(経済経営研究所)