神戸大学

食資源教育研究センターで中学生が就業体験をしました

2012年06月19日

兵庫県加西市の神戸大学大学院農学研究科附属食資源教育研究センターで、6月4日から8日までの5日間、加西市立加西中学校2年生の生徒9名が、「トライやる・ウィーク」の就業体験をしました。

1日目は、田植えとダイズの種まきを行いました。2日目はサツマイモの植え付けと果樹園でナシの摘果と一人100枚ずつ梨の袋かけを行いました。3日目の午前は昨日に続き果樹園での袋かけ作業をし、午後は牛舎の清掃と畑の干し草を牛舎へ搬入する業務の補助を行いました。4日目は果樹園の防鳥ネット張りの補助や実験室にてナシの葉や自分の髪の毛からDNAを抽出する実験を行いました。5日目は牛舎にて、牛に餌やりと牛の体重測定、ブラッシングや牛をロープで引く練習を行い、牛とふれあう体験をしました。

5日間を通じて、生徒達は楽しみながらも意欲的に作業に取り組んでいました。今回、生徒達が携わったお米や大豆、梨などは学生実習等で収穫調整され、学内販売や学校給食用に出荷されます。

なお、生徒達が植え付けたサツマイモは11月頃、生徒達自らの手で収穫する予定です。

(食資源教育研究センター)