神戸大学

ベルギーの技術移転機関ネットワーク (LIEU) が連携創造本部と協定を締結しました

2012年06月19日

写真左から:
ミッシェル・モラン Interface代表、
中村副学長 (連携創造本部長)

6月14日、ベルギー王国のフランス語圏技術移転機関ネットワークLIEU (LIaison Entreprises-Universités) が連携創造本部を訪問しました。今回の訪問は、フィリップ皇太子殿下を団長とする同国の経済ミッションの一つで、連携創造本部への訪問に先立ち、福田秀樹学長、中村千春産学連携担当理事を表敬訪問しました。表敬訪問には、榑林陽一連携創造副本部長、村松英一連携創造副本部長も同席し、学長より歓迎の言葉に続き、オープンイノベーション推進のために本学においても国際的な連携が重要であるとの挨拶が述べられた後、LIEUメンバーを代表して、リエージュ大学技術移転機関代表であるミッシェル・モラン氏より、これから両機関の連携により更に技術移転活動が推進することを期待するとの言葉が述べられました。

写真左から:
ブノワ・マック UCL副学長、
ブルノ・デルヴォー UCL学長、
中村副学長 (連携創造本部長)

LIEUは、ベルギーのフランス語圏にあるルーヴァン・カトリック大学 (Université Catholique de Louvain、以下UCL)、リエージュ大学 (Université de Liège、以下ULg)、モンス大学 (Université de Mons)、ブリュッセル自由大学 (Université Libre de Bruxelles)、ナミュール大学 (Facultés Universitaires Notre-Dame de la Paix) の技術移転機関からなるネットワークで、連携創造本部における意見交換会では、連携創造本部、LIEUの紹介に続き、ライフサイエンスや材料工学分野における両国の現状等について活発に意見交換がなされました。また午後からは、工学研究科の松山秀人教授をセンター長とする先端膜工学研究センターの研究概要に関する説明とラボツアーが行われました。

夕刻には大阪にて同国のフィリップ皇太子殿下のご参列のもと、ULgの技術移転機関であるInterface Enterprises、UCLと連携協定を締結しました。この連携協定は、国際的な技術移転活動を両機関の相互協力によりおこなうことで活発化させていくことを目的としています。

連携創造本部は、今回の訪問および本協定を通じて、本学の知による社会貢献の更なる推進を目指しています。

写真前列左から: 榑林副本部長、ブノワ・マック UCL副学長、
福田学長、ミッシェル・モラン Interface代表、中村副学長

(連携創造本部)