神戸大学

ディングウェル欧州リサーチ・カウンシル (ERC) 事務局長が神戸大学を訪問しました

2012年07月09日

7月2日、欧州リサーチ・カウンシル (ERC) からドナルド・ディングウェル (Donald B.Dingwell) 事務局長が神戸大学を訪れ、福田秀樹学長を表敬訪問しました。懇談には、同カウンシルのガブリエル・カラヤン (Gabriel Karajian) 助成金部門財務担当官、中村千春国際交流担当理事・副学長、武田廣研究担当理事・副学長、久保広正学長補佐、中川義次理学研究科教授も同席しました。

懇談では、福田学長の歓迎の言葉に続き、ディングウェル事務局長からERCによる研究助成の仕組みについての説明がありました。ディングウェル事務局長は、ERC助成金への申請機会が欧州以外の研究者にも広く提供されていることや欧州の大学及び研究機関において研究することのメリットについて詳しく解説しました。また、本助成金への申請件数は全体的に増加傾向にあるものの、日本の研究者からの申請はまだ少なく、今後日本の研究者へこの制度を広く周知したいという旨の発言があり、神戸大学も協力の意向を示しました。さらに、助成金の申請方法や助成額について、神戸大学側からも多数の質問があり、活発な質疑応答が展開されました。

なお、神戸大学では、7月17日に欧州リサーチ・カウンシルによる研究助成及びエラスムス・ムンドゥスについての説明会を開催する予定です。

[イベント情報] 欧州リサーチ・カウンシルによる研究助成及びエラスムス・ムンドゥス説明会
前列左から:武田廣研究担当理事・副学長、福田秀樹学長、
ドナルド・ディングウェル欧州リサーチ・カウンシル事務局長、
ガブリエル・カラヤン欧州リサーチ・カウンシル助成金部門財務担当官
後列左から:久保広正学長補佐、中村千春国際交流担当理事・副学長、
中川義次理学研究科教授

(国際部国際企画課)