神戸大学

「化学グランプリ2012」の一次選考が行われました

2012年07月18日

日本化学会が主催する 化学グランプリ の一次選考が本学工学研究科との共催により、工学部キャンパスにて行われました。

「化学グランプリ」は、明日を担う若者に化学の持つ面白さ、不思議さを通じて、化学技術の重要性や化学製品の有用性を理解してもらうことを目的とした「夢・化学-21」キャンペーン事業の一環で、1999年よりスタートしています。本グランプリは、創造性を刺激する化学を体験する場として、例年3千人余の高校生が参加し、“化学の甲子園”として重要な役割を担ってきました。本グランプリは、国際的にも通用する若い化学者の育成にも注力しており、世界約70カ国の高校生が参加する「国際化学オリンピック」の日本代表選考会も兼ね、これまでに沢山の高校生を世界に派遣して来ました。

兵庫県下からはこれまで数多くの成績優秀者や化学オリンピックでのメダリストを輩出しており、地域的にも県下での一次選考の実施が望まれていましたが、このたび、本学工学研究科が共催することにより、兵庫県の会場として初めて開催されることになったものです。今回98名の高校・中学生が参加して、真剣に問題に取り組んでいました。

本選考の成績優秀者は8月9・10日に慶應義塾大学にて開催される二次選考に進出することになっています。

(工学研究科)