神戸大学

高校生向け「公開授業」を開催しました

2012年08月09日

神戸大学は、8月6日・7日の2日間にわたって「平成24年度高大連携特別講義 (公開授業)」を開催しました。8月6日の「自然科学概論」は、理学部、工学部、農学部、海事科学部の教員による4講義、8月7日の「人文科学概論」は、文学部、国際文化学部、発達科学部の教員による3講義を開講。なかには、自然科学、人文科学の両方を受講する方もいました。

各コースとも田中康秀副学長による開講の挨拶で始まり、プロジェクターを使ったパワーポイントによる画像や動画、レジュメなどの配付資料や、CDを使ったものなど、映像や音響を駆使して、わかりやすく工夫された授業が行われました。中には「シャネル」というファッションブランドを題材に、その革新的な作品が与えた影響、そしてどのように評価・解釈されていったのか、そこにメディアがどのように関わっていったのかなど、高等学校ではなかなか体験できないような講義に受講生達は熱心に聞きいっていました。

受講生からは、「大学の講義の内容に触れることができ、とても良い経験になった」「色々な分野の話を聞くことができ、視野が広がった」「将来の進路について参考になった」「進路の選択肢が増えた」「自分が普段考えないようなことを考えるいい機会になった」などの感想が寄せられました。

講義終了後の修了証書授与式では、全講義に出席した受講生に修了証書と記念品が授与されました。「自然科学概論」は49名、「人文科学概論」は21名の計70名が修了しました。

(学務部教育推進課)