7月に赴任先のブラジルで交通事故のために亡くなられた在ブラジル日本国大使館公使で元神戸大学理事・副学長・経済経営研究所教授の西島章次先生をしのんで、9月30日午後、六甲台講堂で「西島章次先生を送る会」 (ゼミ卒業生、院生中心の実行委員会主催) が開かれました。

台風17号の襲来で警報が出る中、神戸市長、外務省、出身校の神戸市外国語大学の関係者、神戸大学の同僚やゼミ生、西島先生が顧問を務めた応援団総部の学生やOB・OGら約300人が出席。浜口伸明経済経営研究所長が心血を込めたラテンアメリカ経済の研究業績を紹介。福田秀樹大学長が「研究で多大な成果を上げられただけでなく、欧州との連携強化の礎を作っていただいた」と国際交流への貢献をたたえました。野上智行前学長、新野幸次郎元学長、ゼミ卒業生、在学生らの弔辞の後、長年顧問を務めた応援団総部のマーチ演奏に続いてのエールで西島先生をお送りしました。最後に西島先生の妻暁美さんから「主人は愛してやまなかったブラジリアの星となりました」とのあいさつがあり、会場にすすり泣きがもれました。