神戸大学

食資源教育研究センターで地元の小学生が柿の収穫を体験しました

2012年10月11日

兵庫県加西市と神戸大学が連携した地産地消・食育推進の取り組みの一環として、10月9日、加西市立九会小学校の3年生46人が、大学院農学研究科附属食資源教育研究センターで、農場実習中の農学部学生のサポートのもと、柿の収穫を体験しました。

今年はまだ青い柿が多く、児童達は収穫に適した柿を慎重に選んでいました。

収穫後、児童達は収穫したばかりの柿 (渋柿) と、二酸化炭素で約一週間脱渋した柿を試食し、脱渋前後での味の違いを実感しました。その後、脱渋装置の見学を行い、センター教員の説明に興味深い様子で聞き入っていました。なお、児童達が収穫した柿は脱渋した後、10月16日から23日にかけて加西市の小中学校の学校給食に提供されます。

食資源教育研究センターでは、9月に梨の給食提供をしており、今回の柿以外にも、今後キャベツの学校給食への提供を予定しています。また、同市とは今後も連携して、学校給食をとおして食育の推進に協力していく予定です。

(食資源教育研究センター)