神戸大学と灘区は、地域社会の発展と人材育成を目的として平成16年12月に連携協定を締結し、以後さまざまな分野において、連携事業を進めています。灘区民まちづくり会議は、灘区の地域団体を代表する方々で組織されている会議であり、これらの方々に神戸大学について知っていただくために、本学のキャンパスツアーを兼ねた灘区民まちづくり会議を、平成24年10月5日 (金) に開催しました。

会議は百年記念館六甲ホールで行われ、灘区民まちづくり会議委員と、区長をはじめとする灘区行政関係者合わせて約50名が出席されました。

引き続いて開催されたキャンパスツアーでは、中村千春地域連携担当理事の挨拶の後、百年記念館1階にある附属図書館大学文書史料室で、神戸大学史展を見学しました。その後、六甲台第1キャンパスへと移動し、社会科学系図書館の本館内、震災文庫及び出光佐三記念六甲台講堂を見学しました。

当日は秋の晴天に恵まれ、訪れた方々は、百年記念館から神戸を一望する景色を楽しまれました。キャンパスツアー参加者の方々は、同じ灘区という場所にありながら普段はなかなか訪れる機会の無い大学の様子を、地元の方ならではの視点で興味深そうにご覧になっていました。附属図書館や六甲台講堂など、地域の方もご利用可能な施設をご案内することで、大学が身近な存在であることを知っていただける良い機会となりました。