10月12日、在大阪インドネシア共和国総領事館のイブヌ・ハディ総領事が根木昭医学研究科長を表敬訪問されました。根木研究科長から、神戸大学とインドネシアとの学術交流及び先頃採択された文部科学省の平成24年度国際化拠点整備事業「大学の世界展開力強化事業」における「ASEAN諸国との連携・協働による次世代医学・保健学グローバルリーダーの育成」についての全般的な説明がありました。

その後医学研究科微生物学分野の研究室を訪問し、堀田博副研究科長から、1979年から開始された日本学術振興会 (JSPS) のアジア地域等学術交流事業「二国間拠点大学事業」や1990年からの「インドネシアとの大型共同研究方式による多国間拠点大学事業」、2007年から続く文部科学省の「新興・再興感染症研究拠点形成プログラム」及び「感染症研究国際ネットワーク推進プログラム (J-GRID)」並びに2009年からの科学技術振興機構 (JST)／国際協力機構 (JICA) の支援による「地球規模課題対応国際科学技術協力事業 (SATREPS)」について説明があり、引き続き同研究室において、インドネシアからの留学生と懇談し、和やかなひとときを過ごしました。

今後もこれらの共同研究・協働教育事業及びハディ総領事から提案されたインドネシア政府の留学補助事業等を通して、わが国とインドネシアの医学共同研究や人材育成の更なる発展を図ることが期待されます。