神戸大学

附属図書館に「マッチラベルコレクション」が寄贈されました

2012年12月06日

本学の卒業生である故矢部直英氏のご家族から、平成24年11月30日に「マッチラベルコレクション」をご寄贈いただきました。

矢部直英氏は、十代の頃からマッチ箱のコレクションを始められ、約60年の間に10万点以上もの資料を収集されました。このたびご寄贈いただいたのは、大正から昭和初めにかけてのラベル約17,000点が収集整理された資料「マッチラベルコレクション」で、氏の収集品の中でもとりわけ価値の高い資料です。神戸ゆかりの燐寸産業に通じる資料というだけでなく、その色も鮮やかなバラエティに富んだラベルのデザインからは、大正ロマンなどが感じられ、当時の世相までもが伝わってくるようです。矢部氏は、生前、この資料だけは散逸することのないようにと、母校である神戸大学附属図書館への寄贈を希望されていました。

附属図書館では、ご寄贈いただいた貴重な資料を大切に保管し、展示等を含め、学術資料として公開していく予定です。

マッチラベルコレクション

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(附属図書館)