神戸大学

神戸大、女子タッチフットボールで2年ぶり日本一

2013年01月16日

(神戸大学ニュースネット委員会 提供)

1月3日に東京ドームで行われた女子タッチフットボールの全日本王座決定戦「さくらボウル」で、学生王者の神戸大「ROOKS」が社会人代表の阪神ライオッツを21-6で下し、2年ぶり4回目の日本一に輝きました。最優秀選手には神戸大のQB・弓山菜佳子選手 (4年) が選ばれました。ROOKSは2011年にも優勝していますが、要のQB・弓山選手が難病「ギラン・バレー症候群」で倒れるなどの試練を受け1年空いての王座復活でした。今季はどんなチームだったのか主将の谷川有美さん (発達科学部3年生) に聞きました。

―― 今季はどんなチームだったのですか?
谷川 「楽しめ」をスローガンに掲げました。毎年途中で何人か辞めるのですが、今年は一人も抜けなかった。全員で日本一をつかみ取るんだという意気込みがありました。楽しむというと気が緩みそうですが、4回生がしっかり手綱を引き締めてくれました。
―― QBの弓山さんは難病を克服するなどかなりの頑張り屋さんですね。
谷川 今年のチームではオフェンスのリーダーをつとめていただきました。練習日以外でも自主トレをされていて、積極的に部員を誘う。その練習メニューも工夫を凝らしていましたし、対戦相手を研究して戦術を練っていました。遠投力もすごくて、他チームと比べてもナンバーワンです。
―― コーチと練習について教えてください。
谷川 国際文化学部のグラウンドで火、木、土、日の週4日、3時間半ずつ練習しています。グラウンドに私たちの大きい声が響き渡っていると思います。うるさくてごめんなさい。昼休みの30分はベンチプレス、腕立て伏せ、腹筋などのトレーニングです。ヘッドコーチは裵祥任 (ペ・サムイン) さん。神戸大学が以前に2年連続優勝したときの立役者で、10年近くお世話になっています。
―― 来季はどんなチームを作り上げたいですか。
谷川 学生のタッチフットボールは関西の6チーム、関東の6チームで頂点を目指します。来季は弓山さんら中軸が抜けます。QBやいいレシーバーを育てて、今季のいい雰囲気を受け継いで再スタートします。2月10日から練習再開です。応援よろしくお願いします。

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(広報室)