神戸大学

「ASEAN諸国との連携・協働による次世代医学・保健学グローバルリーダーの育成」コンソーシアムミーティングをジャカルタで開催

2013年02月08日

本学大学院医学研究科と保健学研究科が中心となり、日本からは大阪大学、インドネシアからはインドネシア大学、ガジャマダ大学、アイルランガ大学の3大学、タイからはマヒドン大学とチェンマイ大学の2大学が参加し、本事業のキックオフミーティングとして、上記ミーティングと研究発表会がインドネシア大学の医学部キャンパス (ジャカルタ) で開催されました。

1月30日に開催されたコンソーシアムミーティングでは、堀田博医学研究科副研究科長の司会のもと、神戸大学からは中村千春理事、久野高義医学研究科副研究科長、白川利朗保健学研究科准教授らが神戸大における本事業の取り組みについて紹介しました。大阪大学からは杉本央医学系研究科教授、生田和良教授 (微生物病研究所)、ASEAN各大学の参加者からはRatna Sitompul医学部長 (インドネシア大学)、Agung Pranoto医学部長 (アイルランガ大学)、Ahmad Hamim Sadewa医学部教授 (ガジャマダ大学)、Puwat Charukamnoetkanok学長室国際担当 (マヒドン大学)、Chirayu Auewarakul副医学部長 (マヒドン大学・シリラート病院)、Vorasruang Thongsukh医学部助教授 (マヒドン大学・ラマティボディ病院)、Nuthapong Ukarapol副医学部長 (チェンマイ大学) らによる発表と活発な討論があり、本事業に対する相互の理解を深め、今後の協力を確認しました。

1月31日に開催された研究発表会は、渡航以前からの準備・企画、前日の打ち合わせ・練習から当日の運営に至る全てが神戸大学とインドネシア大学などの学生だけで行われました。神戸大学からは単位認定プログラムに参加中の医学研究科 (博士課程2年) 学生の加藤俊明さんと保健学研究科 (修士課程1年) 学生の尾崎鈴佳さん、セミナープログラムに参加した医学研究科学生の竹井咲希さん、長谷川よしのさん、馬寧さん、張麗麗さん、Nur Imma Fatimah Harahapさん、保健学研究科学生の湊宏美さん、中西由紀さん7名、大阪大学から医学系研究科の大堀裕香さん1名、インドネシア大学からMeutia Ayuputeri Kumaheriさん、Mirari Prasada Judioさん、Hartiyowidi Yuliawuri氏、Dwi Hilda Putriさん、Ariel Pradiptaさん、Denni Joko Purwantoさんの6名がそれぞれの研究について発表しました。発表会には上記の学生以外にも、インドネシア大学の学生や関係者も多数出席し、熱心な討論が行われました。最後には修了証明書が授与されました。

次回の研究発表会はマヒドン大学 (バンコク) で開催される予定です。ASEANの大学での研究や医療に興味を持つ多くの大学院生や学部学生が本事業に参加されることを期待しています。

今後の情報についてはホームページ 大学の世界展開力強化プログラム ―ASEAN諸国との連携・協働による次世代医学・保健学グローバルリーダーの育成― をご覧ください。

(医学部学務課国際交流支援係)