2月19日、タイのキングモンクット総合工科大学から、バンディット・フンタマサン副学長が中村千春国際交流担当理事・副学長を表敬訪問しました。懇談には鈴木康生農学研究科助教も同席しました。
キングモンクット総合工科大学は1960年に設立された国立大学で、バンコクにキャンパスを持つ国内トップレベルの大学です。現在は約18,100人の学生が在籍しており、工学系、自然科学系、人文・社会学系の6つの学部及び4つの研究科から構成されています。今回、フンタマサン副学長は神戸で開催された再生可能エネルギーに関する国際シンポジウムに参加するため来日されました。
懇談では、2011年1月に開催された神戸大学グローバルリンク・フォーラムinバンコクへ参加頂いたことに対して、中村副学長より感謝の意が伝えられ、続いて神戸大学と東南アジア各国の研究機関との関係や海外同窓会を通したネットワークについての説明がありました。フンタマサン副学長からは、キングモンクット総合工科大学の国際戦略や研究者交流の状況などが述べられました。また、懇談の後半では、バイオエネルギー分野について両大学における研究が紹介されました。
今回の訪問を通して、今後神戸大学とキングモンクット総合工科大学との交流がさらに促進されることが期待されます。