3月18日 (月) に日本学術振興会特別研究員学内説明会を理学研究科Z棟201、202教室で開催しました。この説明会は、本学の若手研究者支援の一環として、日本学術振興会特別研究員の申請件数拡大、採用率の向上を図ることを目的に今年度、初めて開催されたものです。
この日は、日本学術振興会総務部企画官 箕作 康志 氏、研究者養成課 亀山 尚枝 氏、緒方 愛氏を招き、箕作氏から「日本学術振興会特別研究員制度等の概要」と題して特別研究員、海外特別研究員の研究者養成事業の概要を、緒方氏からは電子申請手続や申請書類の提出について詳細な説明が行われました。
引き続いて先輩からのアドバイスとして、特別研究員として採用された法学研究科 赤星 聖さん (平成24年度DC1採用) と農学研究科 丸谷 曜子さん (平成25年度DC2採用) から、特別研究員の申請を検討している大学院生に対して、自身の体験談に基づくアドバイスが行われました。
また、特別研究員等審査会専門委員の経験がある情報基盤センターの田村直之教授から「申請書作成のポイント等について」と題して、審査会専門委員の立場から審査の評価方法の説明や、研究テーマ設定、研究内容など申請書作成のポイントについてきめ細かな説明がありました。
日本学術振興会から直接話を聴くことができ、さらに身近な先輩の体験談や審査経験のある先生の助言を聴くことができる機会となり、特別研究員の採用を目指す大学院生を中心に約130名の参加者がありました。質疑応答の時間には多くの質問が出され、説明会終了後も個別に講師に対して質問する姿も見られるなど、参加者の特別研究員制度に対する関心の高さがうかがえました。