神戸大学や理化学研究所計算科学研究機構をはじめとする計7機関による共同主催のシンポジウム「スパコンが拓く未来の産業と生活~神戸ポートアイランドからの発信~」が9月22日、神戸大学統合研究拠点のコンベンションホールにおいて開催されました。
スーパーコンピュータ「京」の共用開始1周年を記念して開催されたシンポジウムでは、これまでの「京」の研究成果の紹介とともに、産業界でのシミュレーション技術の利用による製品開発でのブレークスルー、および「エクサ級スパコン」と呼ばれるポスト「京」への期待を経営者からの視点もまじえながら紹介されました。
シンポジウムでは、大学関係者や研究機関、産業界関係者をはじめとして282名の来場者がありました。また、シンポジウム開始前に同ホールにて開催された見学会 (3D可視化映像) にも約260名の来場者があり、結晶の成長や宇宙の誕生などに関するシミュレーションの結果を3次元の立体映像で披露し、来場者の大きな関心を集めました。