神戸大学

神戸大学グローバルリンク・フォーラムinベトナムを開催しました

2014年01月14日

神戸大学は、12月19日にホーチミンにて、22日にハノイにて神戸大学グローバルリンク・フォーラムinベトナムを開催いたしました。日本とベトナムとの間で外交関係を樹立して40周年にあたる記念すべき年に開催された本フォーラムは、日越友好40周年事業として認定され、ベトナムの諸大学及びベトナム神戸大学同窓会の協力を受け、実現にいたることとなりました。

ホーチミンでは、2会場にてフォーラムが開催されました。1つは、「Advancing Rule of Law under TPP: Many Futures of Economic Cooperation between Vietnam and Japan」をテーマにフォーラムが開催されました。ベトナムで初めてのTPPをテーマに英語で開催された学会として注目を浴び、大学関係者、学生をはじめ日本とベトナムの第一線で活躍される法律研究者が100名近く集まり、活発な議論が交わされました。もう一方のフォーラムは、神戸大学農学部と部局間協定を結んでいるNong Lam大学にて行われました。「Cooperation and Development: Past, Present and Future」をテーマに、神戸大学からは内田理事が講演をされました。学生をはじめ約40名の聴衆があり、大学の紹介に耳を傾け、熱心に質問をする学生に神戸大学への関心の高さが伺えました。

ハノイでは、「Coming New Generations: Relations between Japan and Vietnam through the Shared Popular Cultures」をテーマに、フォーラムが開催されました。本フォーラムは、井上理事の開催の挨拶、福田学長の基調講演、 University of Social Sciences and Humanities (ベトナム国家大学ハノイ校) のKhanh総長の基調講演で幕を開けました。本講演では、日本語教育や日本研究からポップカルチャーについて討議され、時代の波に乗った講演内容に高い関心が寄せられました。質疑応答では、学生や同窓生から質問が活発に飛び交い、180人もの聴衆を巻き込んだ、意見交換の場となりました。講演の最後には、ベトナム神戸大学同窓会長のKhoi氏からの挨拶、つづいて次期開催国であるマレーシア同窓会長のLoong氏から来年の抱負が述べられました。最後に藤田理事から、閉会の辞が述べられました。

ホーチミン、ハノイの両フォーラムの後に同窓会ネットワーキングが実施されました。ベトナム各地から集まった同窓生たちの昔の思い出話やの現在のご活躍を伺ったり、学歌を合唱したり、神戸大学を卒業したことを同窓生たちが誇りに思っていることを感じられる大変盛況な会となりました。

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(国際部国際企画課国際企画グループ)