大学院国際協力研究科の「アジア・アフリカにおける教育行財政研究と持続的な若手研究者の育成 (コーディネーター: 小川啓一教授)」をテーマとしたプロジェクトが文部科学省の平成26年度研究拠点形成事業 (アジア・アフリカ学術基盤形成型) に採択されました。本プロジェクトの実施期間は、平成26年4月から29年3月末までの3年間です。
本プロジェクトでは、東アジア、東南アジア、中東、東アフリカの大学・研究機関と協働で教育行財政研究の分野における研究交流拠点を構築し、発展させていく計画です。上記研究機関の第一線の研究者と共に、「共同研究」、「セミナー」、「研究者交流」を効果的に組み合わせて実施していき、本研究課題の分野においてグローバルに活躍し、次世代の中核を担う若手研究者の育成を目標としています。
本研究科がこれまで構築してきた国際機関や政府機関を協力機関と位置付け、本研究科の大学院生が当該ネットワークを有効に活用することが期待されます。具体的には、参加学生が希望する国際機関や政府機関に於いてインターンシップや海外実習を経験し、応用的な研究能力を習得し、世界銀行やユネスコ等の国際機関でも十分に通用する研究者に育成されることを視野に入れています。