神戸大学

神戸大学日米連携フェア2014始まる

2014年03月03日

3月3日から3日間の日程で「神戸大学日米連携フェア2014」が神戸市中央区の統合研究拠点で始まりました。プリンストン大学、コロンビア大学、ブラウン大学など米国の有名大学10大学が参加して日本国内の研究機関、企業16社との連携を探る初めての催しです。

福田秀樹学長は「今回のフェアにはここ統合研究拠点のすぐ近くにあります理化学研究所の計算科学研究機構と発生・再生科学総合研究センター、さらにはSPring-8 (放射光科学総合研究センター) と、研究機関や民間企業が参加しています。このフェアを機会に新しい革新的な協力関係が築けることを願っています」と挨拶。来賓のスティーブ・ダイオカス駐日米国大使館経済科学部科学技術環境医療課長が「この10年、日本から米国への留学生は半減し、米国から日本への留学生も減っています。この間、米国への留学生は7パーセントも増えているのです。米国は日本からの留学生を2020年までに2倍にしたいと考えていますし、今回のフェアを重要なものと位置づけています」と話しました。近畿経済産業局の高畠昌明地域経済部長も「日米の連携強化のために今回のフェアは極めて有意義です」と挨拶しました。

フェアではまず井上典之・理事副学長が神戸大学の歴史、特徴を説明した上で「神戸大学は5年の内に留学生を1500人に増やす計画です。そのためにも北米地域に拠点事務所も設けたい」と説明。米国の各大学も次々とキャンパスの魅力や研究体制を紹介、初日から熱気に包まれるフェアになりました。

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(広報室)