神戸大学

学習者コーパス国際シンポジウムLCSAW2014 実施報告

2014年06月17日

神戸大学国際コミュニケーションセンター/国際文化学研究科石川慎一郎研究室で行っているアジア圏英語学習者コーパスInternational Corpus Network of Asian Learners of English (ICNALE) の構築プロジェクトの一環として、平成26年5月31日(土)~6月1日(日)にかけ、神戸大学百年記念館六甲ホールにおいて、国際シンポジウムLearner Corpus Studies in Asia and the World (LCSAW) 2014が開催されました。昨年度に続く2回目の実施となります。

当日は、ICNALEプロジェクトの統括責任者である石川による基調報告のほか、ランカスター大学 (英国) のTony McEnery博士、Andrew Hardie博士、および、昭和女子大学の金子朝子博士による講演、また、英国・オーストラリア・タイ・台湾・中国・トルコ・フィリピン (50音順) を含む内外の研究者による20本以上の研究発表が行われました。

2日間の会期中、国内外より延べ約150名の参加があり、ICNALEをはじめとする大型学習者コーパスに基づく中間言語 (interlanguage) 研究、とくに書き言葉と話し言葉のマルチモーダル分析の今後の可能性について活発な討議が行われました。

本シンポジウムは、科学研究費の支援を受けて企画・実施されたものです。実施にあたっては、神戸大学国際コミュニケーションセンター、神戸大学国際文化学研究科異文化交流研究センター、兵庫県教育委員会、ひつじ書房他からご後援をいただき、また、兵庫県国際交流協会、ケンブリッジ大学出版局より資料提供をいただきました。開催にかかる関係各位のご支援に感謝申し上げます。


関連リンク

(国際コミュニケーションセンター/国際文化学研究科)