神戸大学

神戸大学国内留学生同窓会 in 大阪を開催しました

2014年08月04日

神戸大学国内留学生同窓会 in 大阪が、7月10日(木)、大阪凌霜クラブにて開催されました。神戸大学国内留学生同窓会 (KAN-J: Kobe University International Student Alumni Netin Japan) は、年々日本での就職が増え、国内で活躍している卒業留学生のネットワークの充実化を図る目的で、東京・大阪・神戸で毎年開催しています。6回目を迎える今年の大阪同窓会は、台風8号の近畿地方への接近に伴う注意報が発令され開催が危ぶまれましたが、夕方には台風一過の青空に変わり、無事開催することができました。

今年の同窓会は、二部構成で行われ、第1部の情報交換会では、内田一徳理事・副学長の挨拶、趙永健国内留学生同窓会会長 (昭和63年・自然科学研究科修了) の乾杯で始まり、引き続いて参加者の近況報告が行われました。第2部では、特別講演として法学研究科の簑原俊洋教授に「移民問題から見た日米関係:日本の移民政策に対して示唆するものは?」という演題でご講演いただきました。アメリカの移民政策の歴史やアメリカの移民国家としての姿、また人口問題を含む現代日本社会の状況まで、専門的知見から先生ご自身の体験も交えながら分かりやすく解説して下さいました。簑原先生の話は異国で暮らす卒業留学生に大きな示唆を与えたようで、皆熱心に聞きいっていました。講演終了後には多くの質問があり、活発な議論が行われ、参加者の関心の高さが伺えました。

今回の同窓会は、遥々モンゴルから卒業生のDavaadorj Damdinsurenさん (2004年経営学部卒業) が参加し、この秋発足予定のモンゴル神戸大学同窓会の話をしてくれました。会場の参加者は、世界に広がる神戸大学ネットワークに夢を膨らませました。

今後も神戸大学国内留学生同窓会の充実、更なる海外同窓会の展開、そして学友会との連携の推進を図り、国籍・専門を超えた神大卒業生のネットワークを拡充していきたいと思います。

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(留学生センター)