神戸大学

ドイツ・キール大学Faupel教授を迎えてサマースクール講義が開講されています

2014年08月07日

本学工学研究科が部局間協定を締結するドイツ連邦共和国クリスチャン・アルブレヒト・キール大学からFranz Faupel教授を自然科学系先端融合研究環客員教授として招聘し、重点研究部スマート物質・材料重点チームが主催する先端融合科学特論および理系6研究科による学部生対象のサマースクール講義としてIntroduction to Materials Scienceの講義を担当されています。

本学のグローバル教育への取り組みの一環として開講されるこれらの専門科目および大学院科目については、英語による講義担当を目的として外国人教員の招聘を行っています。Faupel教授は1992年以来、本学工学研究科応用化学専攻との共同研究を継続しており、これまでの教育研究交流の実績を基づいて客員教授として7月20日から8月12日の間、神戸大学に滞在されています。

Faupel教授は来日後、直ちに自然科学系先端融合研究環における客員教授の辞令交付の後、田浦俊春研究環長・小川真人工学研究科長をそれぞれ表敬されました。また、サマースクール開講に先立ち、本学工学研究科界面科学研究センター講演会・日本化学会コロイドおよび界面化学部会関西支部が主催した講演会においてFaupel教授が推進している金属ナノ粒子/高分子コンポジットに関する最先端の研究内容が紹介されました。現在担当されている大学院・学部の講義では、ナノ材料に関する基礎的内容に関する講義を行うとともに、教育・研究のグローバル化の重要性についても講述されておられます。

今後も本学のグローバル化とそれを実現するための積極的な国際学術交流を目指して、外国人教員による講義の機会を増やすとともに、自然科学系分野におけるグローバル教育の取り組みの活性化につながる取り組みを進めて参ります。

界面科学研究センター講演会において
金属ナノ粒子・高分子コンポジットに関する
講演を行うFaupel客員教授
六甲ホールでの講演後、
本学井上理事・界面科学研究センター・コロイド
および界面部会員等の参加者とともに
工学部学部生の受講者に対する
サマースクール講義
(Introduction to Materials Science)

関連リンク

(自然科学系先端融合研究環・工学研究科)