神戸大学

神戸オックスフォード日本学プログラム第二期生修了式

2014年08月20日

神戸オックスフォード日本学プログラム第二期生は、昨年10月に来日し、それ以来、神戸大学文学部の特別聴講生として、午前中は日本語を学び、午後は日本の様々な面について学んできました。2学期にわたる期間が過ぎ、去る7月30日には、修了発表会と修了式が行われました。

瀧川記念学術交流会館で行われた修了発表会では、4月以来各自が取り組んできた研究課題についてそれぞれが10分間の発表を行い、続いてそれにもとづく討論が行われました。取り上げられたトピックは、現代における武士道、日本人の宗教観、日英の女性作家に関する研究から、日本の流行歌やAKBにみる日本社会、映画にみる東アジア人のステレオタイプ、日本における鬱病、さらには、セクシュアルマイノリティー、ストリートファッションに関するものまで多岐にわたっていました。流暢な日本語で発表が行われ、1年間の成果が遺憾なく発揮されました。

修了式では、藤井勝文学部長、福田秀樹学長、さらに、オックスフォード大学のフレレスビック東洋学部長、日本事務所のビール代表から、修了生に祝福の挨拶が送られ、その後、一人ひとりに修了証書が手渡されました。最後にオックスフォード生を代表してトーマス・マーティンさんが謝辞を述べました。その中では、「全員が一生忘れられない思い出ができた」として、一人ひとりの体験を引用しながらその思い出とプログラムの意義を語ってくれました。

終了後には修了パーティーが行われ、写真を撮ったり、思い出を語り合ったり、名残を惜しむ時間となりました。最後には、これが終わりではなく、再会があることを確かめ合いながら、1年のプログラムを終えました。

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(人文学研究科)