神戸大学

ベトナム科学技術省副大臣が来訪しました

2014年09月16日

9月12日(金)、ベトナムからトラン・クオック・カーン科学技術省副大臣一行が福田秀樹学長を表敬訪問されました。懇談には、武田廣理事・研究担当副学長、藤田誠一理事・教育担当副学長、井上典之理事・国際担当副学長も同席しました。

カーン科学技術省副大臣は翌日9月13日(土)に神戸大学で開催されるベトナム-日本学術交流会議 (VJSE) 2014に出席のため来日され、この機会を捉えて福田学長との懇談が実現しました。現在神戸大学には44名のベトナムからの留学生が学び、中国、韓国、インドネシアに次いで4番目に多い受入数であり、研究者交流も活発に行われています。

カーン副大臣は日本の大学によるベトナムの科学技術研究の支援を評価されるとともに、今後も同省が持つ基金や資金助成を活用しつつ共同研究プログラムを実施したいとの意向を示されました。また、若手研究者の育成にも尽力しており、この点についても神戸大学に協力を求められました。

福田学長は、若手研究者や技術者の育成の重要性に賛同するとともに、今後も総合大学として幅広い分野における人材育成に貢献したいとの思いを伝えました。

今後、これまで多く実施されている人文社会科学における交流に加えて、神戸大学において世界レベルでの研究が実施されているバイオテクノロジーや膜工学、また計算科学など自然科学の分野でもより一層の共同研究や人材育成を進めることで合意されました。

(国際部国際企画課)