神戸大学

高校生向け「公開授業」を開催しました

2014年09月26日

神戸大学は、8月4日・5日の2日間にわたって「平成26年度高大連携特別講義(公開授業)」を開催しました。8月4日の「自然科学概論」は、理学部、工学部、農学部、海事科学部の教員による4講義、8月5日の「人文科学概論」は、文学部、国際文化学部、発達科学部の教員による3講義を開講しました。

高大連携実施専門委員会の米谷委員長による開講の挨拶で始まり、レジュメなどの配付資料に加えて、パワーポイントによる画像や動画など、映像や音響を駆使して、わかりやすく工夫された授業が行われました。人間の脳と神経細胞が連携する仕組みや『クリスマスキャロル』を原書で読むなど高等学校で学ぶよりも深く掘り下げた内容、理系でありながら経済学の要素を含んだ航空会社の運賃戦略についての解説、発達心理学、芸術家がファッションに与えた影響についての研究など、大学ならではのユニークで幅広い内容の講義を受講生達は熱心に聞きいっていました。

受講生からは、「普段の生活にない貴重な体験」「講義を受けることで、より詳しく具体的に各学部のことを知ることができた」「生の大学を体験でき、進路の決定に役立った」「自分の興味がある学問だけでなく、新しい学問に対しても興味が出てきた」などの感想が寄せられました。

講義終了後の修了証書授与式では、全講義に出席した受講生に修了証書と記念品が授与されました。「自然科学概論」は64名、「人文科学概論」は16名の計80名が修了しました。

(学務部教育推進課)