神戸大学

神戸大学と防災科学技術研究所兵庫耐震工学研究センターが連携協定を締結

2014年10月01日

左から岡田理事長、
梶原兵庫耐震工学研究センター長、
福田学長

国立大学法人神戸大学と独立行政法人防災科学技術研究所 (以下「防災科研」という。) は平成26年9月29日、研究所・大学双方の相互の連携を強化し、地域の安全と安心に資する地域協働型の防災・減災研究拠点形成に参画するため、震動台として世界最大規模である実大三次元震動破壊実験施設 (E-ディフェンス) を有する防災科研兵庫耐震工学研究センターと、地域密着型・貢献型の防災・減災研究拠点を形成する神戸大学で連携協定を締結しました。

協定は相互の包括的かつ持続的な連携と協力により、地震や津波などの災害に対する防災・減災研究を推進し、地域協働型の防災・減災連携拠点形成を通して地域の安全と安心に貢献し、地域社会の形成、発展に寄与することを目的としています。具体的には①共同研究、人材交流、学術交流等の研究協力②地域振興③人材育成――などで協力して神戸・兵庫地域の防災・減災に貢献しようとするものです。

平成25年7月1日に、防災科研兵庫耐震工学研究センターと神戸大学都市安全研究センターとの間では連携協定が締結され、両者の活発な情報・意見交換や共同研究企画の推進が進められてきました。その後、E-ディフェンスの将来の地震に向けた施設整備や、神戸大学に小型振動台実験設備が新たに整備されたことを背景に、工学研究科など神戸大学の他部局と防災科研研究者間との更なる協働が展開されてきたことを鑑み、地域への研究成果の還元を相乗的に目指すため、神戸大学全体との連携協定へと発展したものです。

午前11時から開かれた協定調印式には、神戸大学から福田秀樹学長、武田廣理事・副学長、内田一徳理事・副学長、小川真人工学研究科長、北後明彦都市安全研究センター長、飯塚敦都市安全研究センター教授ら7人、防災科研から、岡田義光理事長、梶原浩一兵庫耐震工学研究センター長、池端伸夫総務部長、竹田健児経営企画室長・アウトリーチ・国際研究推進センター長ら6人が出席し、福田学長と岡田理事長の挨拶のあと、調印、記念撮影、記者との質疑応答が行われました。

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(研究推進部連携推進課)