10月23日にロンドン大学教育大学院 (Institute of Education: IOE) のマイク・ウィンター国際オフィス所長とテジェンドラ・フェラーリ上級講師が、井上典之副学長・国際交流担当理事を表敬訪問しました。懇談会には国際協力研究科から土佐弘之国際協力研究科長と小川啓一教授が、人間発達環境学研究科から加藤佳子教授と奥山和子講師が出席しました。

ロンドン大学教育大学院は、1902年に設立され、特に教育と社会研究の分野では世界的に有名な教育機関で、2014年のQS World University Rankins では、教育の分野で1位にランクされています。2007年に本学人間発達環境学研究科と学術協定を締結し、着実に学術交流を深めてきました。

懇談会では、井上副学長から歓迎の言葉と新しく設立される日本研究センターについての説明がありました。土佐研究科長からは、国際協力研究科におけるこれまでのイギリスの大学院との交流実績が紹介され、IOEと大学院レベルでの学生交流を推進する提案がありました。また、加藤教授からは博士課程および教員レベルでの具体的な交流推進に言及され、併せてIOEの学部拡充計画を踏まえた学部レベルの交流の検討についても提案がありました。ウィンター所長からは、学部、修士課程だけでなく博士課程も含めた学生交流や教員レベルでの共同研究、共同プロジェクトも推進したいとの意向が示されました。

今後、学術交流の分野で両校の関係性がさらに発展することが期待されます。