神戸大学

外務省外交講座を実施しました

2014年11月11日

国際文化学部では、2014年11月10日、外務省から文化交流・海外広報課長の髙田真里氏を講師に迎え、「日本のパブリック・ディプロマシー ~広報文化交流と外交~」をテーマに、外務省外交講座を実施しました。

「国際関係論」(担当・坂井一成教授)の授業の一環として行われた本講座では、外交になぜ文化が必要なのかについての枠組みの解説に続き、日本政府としてのパブリック・ディプロマシーの現状について詳細な説明があり、文化外交のリアリティを伝える講義がなされました。140名ほどの参加学生は一様に熱心に聞き入っており、講義終了後には、文化外交におけるスポーツの位置付けや、外交官の役割やキャリアパスに至るまで多くの質問が寄せられました。

国際文化学部では、2006年から毎年外務省外交講座を開講。日本外交の諸課題や国際機関の役割、さらには国際公務員へのキャリアパスについてなど多様なテーマで講義を実施しています。今年もこれから留学や就職などでグローバル社会に出ていく学生たちに、必要不可欠となる知識を授けるだけでなく、自身のキャリアプランを考えるモチベーションの向上にもつながったものと期待できます。

(国際文化学研究科)