神戸大学

[人間発達環境学研究科] 教育心理学会総会を開催しました

2014年11月17日

2014年11月7日から11月9日の3日間にわたり、日本教育心理学会第56回総会が「学びの場をともに創る」というテーマのもと、神戸国際会議場にて開催されました。今年度の総会の担当校は神戸大学であり、人間発達環境学研究科、人文学研究科、海事科学研究科の教員を中心に準備委員会が組織され、準備が進められてきました。(準備委員会委員長: 森岡正芳教授)

11月7日にはアメリカ合衆国ロイス・ホルツマン博士の基調講演「学びと発達をパフォーマンスする―成長のための学校― Let's Perform, Learn, and Develop!」が行われました。学習はそのまま発達であるというホルツマン博士独自の観点から紹介される「パフォーマンス心理学」について、400名近い参加者とともに活気に満ちたセッションが行われました。

11月8日には東京大学・青山学院大学名誉教授の佐伯 胖博士が「学びの場が生まれるとは」のタイトルで基調講演。「教育心理学」そして「学び」とはなにかということについて、これまでの心理学の歩みや知見を振り返りました。

本総会の運営に携わった教員スタッフは29名、学生スタッフの総数は114名、3日間の来場者は総勢1998名にもなり、大変盛況のうちに終了することができました。会場の各所で活発な議論が行われ、今後の教育心理学の発展の場として相応しいものとなりました。

(人間発達環境学研究科)