神戸大学

「EUレクチャー・シリーズ」第2回:イタリア総領事による講演会を開催しました

2014年11月27日

11月17日(月)、「EUレクチャー・シリーズ」第2回として、マルコ・ロンバルディ大阪イタリア総領事による講演会 “What does the EU mean to Italy?”を六甲台第1キャンパス本館で開催、230人が出席しました。

この講演会は法学部の授業科目、栗栖薫子先生の「国際関係論」の一環として開催しました。講演会では、欧州連合の成立が暴力なき平和な世の中を構築する策であった歴史的な経緯や、その後欧州諸国がユーロの発足を契機として広域的にローマ帝国時代以来の発展を実現した経緯、またこのような背景を踏まえてイタリアは自国の法律と並んで欧州連合憲章を非常に尊重した国家政策がなされている点など、具体的かつ分野横断的な知識をマルコ・ロンバルディ総領事が説明。参加した学生からはイタリアの食文化についてなど身近な質問が多く寄せられ、マルコ・ロンバルディ総領事の丁寧な回答に学生もさらに理解を深めることができました。

講演会後は、井上典之理事、萩原泰治府長、ミケーラ・リミヌッチ特命講師の同席のもと、学長表敬訪問が行われました。また、表敬訪問後は懇親会を開催し、教職員だけでなく、EU・イタリアへの留学に関心のある学生、EU・イタリア留学経験者なども集まり、総領事と交流を深めながら、和やかに会を閉めることができました。

(日欧連携教育府)