神戸大学

経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援 (Go Global Japan) 西日本第1ブロック採択大学共同シンポジウムを開催しました

2014年12月02日

基調講演者と学生とのパネルディスカッション

2014年11月15日(土)、神戸大学百年記念館(六甲ホール)で、西日本第1ブロック採択大学共同シンポジウム『「大学が育成するグローバル人材とは」Cultivating Global Leaders: the Contribution of University Education』を開催しました。

本シンポジウムは、文部科学省の「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援 (Go Global Japan)」採択大学の中で、西日本第1ブロックの9大学(同志社大学・関西学院大学・神戸大学・福井大学・鳥取大学・愛知県立大学・愛知大学・京都産業大学・立命館大学)により、昨年度に引き続き、第2回目の共同事業として、各採択大学がグローバル人材育成に向けてどのような特色ある取組を行っているのか、その過程でどのような課題をかかえ、解決されようとしているのかについて共有することを主要な目的に開催したものです。

当日配布資料 (PDF形式)

第1部では、「社会が求めるグローバル人材とは」をテーマに天羽稔氏 (経済同友会教育改革委員会委員長/デュポン株式会社名誉会長)、高岡浩三氏 (ネスレ日本株式会社代表取締役社長) がそれぞれの幅広い経験をもとに、グローバルに通用するビジネスモデルとそれを支える人材育成について基調講演。

第2部では、「特色ある取組内容と到達目標の設定・評価方法」をテーマに、同志社大学の林以知郎氏、愛知大学の砂山幸雄氏、京都産業大学の中村暢宏氏が各大学での様々な取組と課題について紹介しました。

第3部では、「世界に飛躍するグローバルリーダー」をテーマにパネルディスカッションを行いました。パネリストには基調講演者の天羽氏と高岡氏、取組9大学のうち5大学の学生各1名、コーディネーターとして本学の阪野智一 グローバル教育部長の8名で、社会が大学に期待する人材養成やそうした要請に対して大学が教育研究機関としてその特色を活かしてどう応えていくのか、学生自身の実情も踏まえて、内容の深いディスカッションが行われました。

また会場では、各取組大学の学生によるポスターセッションコーナーを設け、各大学の特色のあるポスターや資料を基に、学生の立場から参加者へ取組内容がわかりやすい説明や紹介を行うことができました。

本シンポジウムには、教育関係者をはじめ、企業関係者や学生など、約200名が参加。あらためてグローバル人材育成に対する大学への高い期待が示され、大学として何ができるかを考える機会となりました。

関連リンク

(大学教育推進機構グローバル教育部)