神戸大学

「EUレクチャー・シリーズ」第3回:フランス総領事による講演会を開催しました

2014年12月30日

12月22日(月)、「EUレクチャー・シリーズ」第3回として、シャルル=アンリ・ブロソー在京都フランス総領事による講演会 “What does the EU mean to France?”を鶴甲第1キャンパスF棟で開催、神戸大学の学生・教職員ら約120人が出席しました。

講演会開始前には、アンスティチュ・フランセの加藤麻呂氏、キャンパスフランスの井口典子氏からフランスの高等教育機関への留学プロセスや、フランス語検定など、留学における準備についての説明がありました。

講演会は、国際文化学科の坂井一成先生による国際関係論の授業時間に開催しました。講演会では、シャルル=アンリ・ブロソー氏が第二次世界大戦後に平和の構築を目的とした欧州連合の発足においてフランスの果たした役割や、冷戦後に欧州連合が東へ広域化したことによってもたらされた安全保障や経済情勢へのフランス市民の懸念、またグローバル化がもたらした雇用率の低下など、法・経済・文化の観点から分野横断的に説明。学生からは欧州の統合とアジア地域統合の相違など興味深い質問が多く寄せられ、大変和やかな雰囲気で講演会を終えました。

講演会終了後は、アンスティチュ・フランセの加藤麻呂氏、キャンパスフランスの井口典子氏、萩原泰治府長、坂井一成副府庁、パリディドロ大学のアルノ・グリヴォー先生と共に、学長表敬訪問を実施しました。

(日欧連携教育府)