神戸大学

平成26年度地域連携活動発表会を開催しました

2015年02月06日

1月29日(木)、瀧川記念学術交流会館において、平成26年度神戸大学地域連携活動発表会を開催しました。この発表会は、本学における地域連携事業の活動状況を周知するとともに、学内外の関係者から意見を募り、次年度以降の活動に活かすことを目的に、平成17年度から毎年開催しているものです。

発表会は、高田哲保健学研究科長 (地域連携推進室副室長) の開会挨拶をもって始まりました。

第一部では、学内各部局の地域連携活動を公募して支援する取り組みである「地域連携事業」のうち、2事業について、医学研究科の岡山雅信特命教授、都市安全研究センターの北後明彦教授からそれぞれ報告がありました。

また、学生の地域貢献活動を支援するための公募事業である「学生地域アクションプラン」のうち3事業について、にしき恋の立林信人さん、Cyber Birdプロジェクトの沈瑞未さん、神戸学生森林整備隊の堀田佳那さんからそれぞれ活動報告がありました。続いて、地域連携推進室の佐々木和子学術研究員より今年度の地域連携推進室の活動報告があり、その後の質疑応答で、特に学生の活動に関する質問が寄せられ、学生が主体的に行う地域連携活動への関心の高さがうかがえました。

続く第二部では、京都大学学際融合教育研究推進センター地域連携教育研究推進ユニットの江上直樹特定助教が、京都大学のCOC事業について講演したのち、今回の「地域連携―次の一方を考える―」というテーマに基づき、大学の地域連携の在り方や今後の方策について、意見交換を行いました。

また、こうした発表のほか、地域連携推進室、人文学・保健学・農学研究科の各地域連携センターや学内公募事業の活動報告ポスター (計14件) も展示し、多くの参加者が休憩時間に興味深く見ていました。

今回は、学内外あわせて40名以上の参加があり、「学生がボランティア的要素を持って地域へ出るというわけではなく、学部・研究科での専門知に基づき地域で活動していることを知り、改めて大学の「地域連携活動」の意味を再認識しました。」という感想がありました。

なお、この発表会の様子は、本年度の「地域連携活動報告書」に収録する予定です。

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(地域連携推進室)