神戸大学

山中文部科学省事務次官が神戸大学統合研究拠点を視察

2015年02月20日

アネックス棟を視察する山中文部科学省事務次官ら

山中文部科学省事務次官が2月16日、先端融合研究プロジェクトが集積する神戸大学統合研究拠点を訪問しました。山中事務次官は現在建設中の統合研究拠点アネックス棟の様子や、コンベンションホールでの3次元可視化システムを視察し、福田学長をはじめ吉井理事・事務局長、三宅統合研究拠点長、賀谷計算科学教育センター長らと活発に意見交換をしました。

福田学長は「アネックス棟には、次世代バイオ医薬品の製造技術開発のための医薬品製造GMP設備が設置され、実装型のミニプラントレベルの次世代バイオ創薬技術確立と、関連する人材の育成を多数の企業が参画する技術組合と共同して進め、文理融合型先端研究の推進を図りたい」と説明。山中事務次官は、新しい産官学連携の研究形態に期待を寄せていました。

3次元可視化装置(π-CAVE)によるシミュレーション

その後、コンベンションホールで賀谷計算科学教育センター長がスーパーコンピュータによるシミュレーション結果を3D表示できる3次元可視化装置(π-CAVE)を紹介。システムの概略説明後、大画面スクリーンで金属凝固過程、ビル火災、津波、中性子星連生合体に関する4つのシミュレーション可視化映像を体験しました。

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(統合研究拠点)