神戸大学

「Professor Cheng Hsiao Memorial Lecture: GMAP Kick–off Lecture」を開催しました

2015年03月19日


特別講義の様子

神戸大学経済学研究科では、グローバル化を推進するためにGMAPコースを新たに創設することとなりました。このコースの新設を記念し、パネルデータ分析及びミクロ計量経済分析の世界的権威である、Cheng Hsiao教授(南カリフォルニア大学)をお迎えして、以下の日程で特別講義「Professor Cheng Hsiao Memorial Lecture: GMAP Kick–off Lecture」を実施しました。

3月16日 (月)
  • 10:30 – 11:50 “Panel Data Analysis: Advantages and Challenges”
  • 13:30 – 14:50 “Dynamic Panel Data Models”
3月17日 (火)
  • 10:30-11:50 “Qualitative Choice and Sample Selection Models”

Cheng Hsiao教授は、1972年にStanford UniversityでPhDを取得後、一貫してパネルデータ及びミクロ計量経済学の分野における研究に従事し、この分野の先駆者として数多くの世界的な研究業績を残しています。当時はマイナーな研究分野であったパネルデータ分析及びミクロ計量経済学の分野は、Hsiao教授の貢献もあり、現在では計量経済学の一大研究分野となっています。

特別講義以外の場でも、経済学研究科の多数の教員と積極的に意見交換し、また、若手教員・大学院生を対象としたセミナーでは、各研究者に熱心にアドバイスしていました。

福田秀樹学長表敬訪問 (写真左) 武田廣次期学長表敬訪問 (写真右)

さらに、福田秀樹学長及び武田廣次期学長を表敬訪問しました。

世界のトップレベルの研究者に身近に触れる機会を持つことができたこの2日間は、経済学研究科にとって非常に実りの多いものとなりました。

(経済学研究科)