神戸大学

兵庫県立生野高等学校から訪問がありました

2016年07月27日

2016年7月14日に兵庫県立生野高等学校の生徒38名と教諭3名の計41名が、大学院国際協力研究科を訪問しました。生野高校は、文部科学省のスーパー・グローバル・ハイスクール事業のアソシエイトに認定されており、「地域・企業・大学・海外との連携によるグローバル教育」を目標にされています。

今回の訪問では、四本健二研究科長の歓迎メッセージの後、本研究科の修了生で現在ユニセフに勤務されているマリアナ・クーリカン氏から「持続可能な開発目標 (Sustainable Development Goals: SDGs) とユニセフの活動」をテーマとした英語での講義がありました。また、本研究科の小川啓一教授からは「これから期待されるグローバル人材」をテーマに日本語での講義があり、参加した高校生からは活発な質問がありました。

さらに生野高校の生徒達は、国際協力研究科が開発途上国の教育省中・上級官僚を対象に実施していたJICA課題別研修「教育行財政」の講義にも参加し、研修員が作成した自国の教育改善計画書の発表も聴講しました。最後に、本研究科の留学生と事前に与えられたテーマをもとにグループに分かれて英語でディスカッションを行いました。

今回の交流事業を通して、生野高校のグローバル人材育成に協力できたことを、国際協力研究科は大変誇りに思っています。また、神戸大学の年度計画では、高大連携機能を強化して社会との連携や社会貢献に資することが謳われており、今回の交流事業はこの点からも重要だと思われます。

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(国際協力研究科)