神戸大学は、平成28年10月1日より学術研究推進本部と連携創造本部を発展的に解消し、これらの機能を統合した、「学術・産業イノベーション創造本部」を新たに設置しました。

新本部の設置により、組織の枠を超えた統合的運営を図り、知の創造から社会実装までを一元的に行う体制を構築します。

具体的には、研究面においては、優れた研究成果を社会実装に結びつけることによって競争的資金や外部資金を獲得し、これらを研究に還元、或いは新たな萌芽研究に投資することによって総合的な研究力を強化し、次のステップに進めることが可能となるよう、新本部は、学術イノベーションや産業イノベーションを推進するための中心的な役割を果たしていきます。

また、大学運営という面では、研究支援や大学経営に関わる情報収集・分析や研究プロジェクトの立ち上げ・展開のための企画立案から大学経営への関与に至るところまで手腕を発揮できる多彩な人材と、その人材育成行うミッションを付加した組織として進化させていきます。

除幕式では、最初に小田副学長から新本部設置の経緯について説明があり、その後、武田学長から祝辞がありました。つづいて、学長、小川理事、内田理事、吉井理事の除幕により新本部の看板がお披露目されました。