神戸大学の教養教育の目的
学生の『人間と社会、人間と自然』に関する幅広い知識と深い洞察力を培い、これに基づいた想像力を涵養するとともに、知的教養人としての使命の自覚を促し、ますます複雑化していく社会の中で適正な判断力を持って行動しうる知性と能力及び豊かな人間性を育む。
全学共通授業科目
神戸大学の教育課程のうち、教養教育に相当するものは、全学共通授業科目として大学教育推進機構が開講している。各学部が開講する専門科目と並行して、1~3年次に履修する。
- 全学共通授業科目の区分
- 教養原論
- 外国語科目
- 情報科目
- 健康・スポーツ科学
- 共通専門基礎科目
- 資格免許のための科目
- その他必要と認める科目
- 全学共通授業科目の実施
全学共通授業科目を担当する教員により、科目ごとに組織された20の「教育部会」が実施する。
- 情報科学
- 健康・スポーツ科学
- 人間形成と思想
- 文学と芸術
- 歴史と文化
- 人間と社会
- 法と政治
- 経済と社会
- 数学
- 物理学
- 化学
- 生物学
- 地球惑星科学
- 図形科学
- 応用科学技術
- 医学
- 農学
- 総合教養
- 外国語第 I (英語)
- 外国語第 II (独語、仏語、中国語、ロシア語)
全学共通授業科目の教育目標
各授業科目の内容は神戸大学シラバス (学外公開用) をご参照ください。
| 教養原論 |
教養教育は、諸科学・芸術の創造的な発展とその全般的展望の中で学生が専攻する専門分野とそれ以外の分野との関係や、その位置づけについての理解を深めるとともに、幅広い視野から事象を総合的・学際的に捉えることによって、知的活動の基盤となる主体的・実証的に学ぶ態度を育成することを目標とする。 本学における教養教育の根幹をなす教養原論は、「人間形成と思想」「文学と芸術」「歴史と文化」「人間と社会」「法と社会」「経済と社会」「数理と情報」「物質と技術」「生命と環境」「総合教養」という分野に70科目の講義を設けており、総合大学の利点を活かして、さまざまな分野の教員が授業を担当している。 |
| 外国語科目 |
外国語科目は、高等学校までの外国語教育の基礎のうえに、国際化に対応できる外国語のコミュニケーション能力の育成と幅広い国際的な文化理解を深めることを目標とする。 外国語第I (英語)のねらいは、グローバルな情報化社会にあって、日常的、専門的ニーズに即応するための英語の水準に到達すること、学生自身の専門に関連する知識に即して英語を自由に活用するとともに、自己の専門領域だけでなく、国際社会で通用する幅広い教養を習得することにある。 外国語第I(英語)のねらいは、グローバルな情報化社会にあって、日常的、専門的ニーズに即応するための英語の水準に到達すること、学生自身の専門に関連する知識に即して英語を自由に活用するとともに、自己の専門領域だけでなく、国際社会で通用する幅広い教養を習得することにある。 外国語第IIは、「英語プラスもうひとつの外国語」という国際化時代の要請に応えるために、独語、仏語、中国語、ロシア語のいずれかについて、初級から中級までのコミュニケーション能力を学生が身につけ、これらの言語を母国語とする社会と異文化への関心と理解を深めることを目標とする。 選択科目として、外国語第III(韓国語、スペイン語、イタリア語)を設け、より広範な外国語についての知識と理解を深めることを目標とする。独語、仏語については、外国語第IIIとしても履修ができるようにして、主要ヨーロッパ言語への理解の増進を目指す。 |
| 情報科目 |
コンピューターとネットワークによるコミュニケーションが必須とさせる高度情報化社会において、学生はコミュニケーション技術や情報処理・情報収集・発信技術など、有効なコンピューターの利用方法を学ばなければならない。また、情報に関する正しい認識と取り扱い方の理解も不可欠である。情報科目は、コンピューターの操作技術を修得し、情報とその取り扱いに関する正しい判断力を養い、学生がコンピューターを勉学に活用できる能力を身につけることを目指す。 |
| 健康・スポーツ科学 |
健康・スポーツ科学は、身体と健康に関する全ての学問を学際的な視野のもとで総合化し、新しい総合人間科学として、バイオメカニクス、運動生理学など自然科学的知見に基づく健康科学である。身体運動と人体の機能・能力との関わり、また安全で効率のよい身体運動についての知的理解を促し、健康で豊かな生活実践と能力開発の知識を習得することを目標とする。 |
| 共通専門基礎科目 |
専門科目を理解し習得するための基礎となる科目である。専門教育を受けるための準備と導入として、複数の学部に共通する基礎科目を開講している。各学部で行われる専門教育では、専門分野ごとそれぞれの性質に合わせた系統的そして累積的な知識と技術の習得が不可欠であるが、それぞれの分野を越えて、あるいはそれぞれの分野にとらわれることなく、一般的な理解や見方を持つことは、専門科目をより深く別の角度から理解することにつながる。基礎科目の学習だけではなく、そのような見方を養う場でもある。 |
| その他必要と認める科目 |
臨時に開設する全学共通授業科目 開講科目のテーマと内容が、概ね「人文・社会」系の場合は「総合科目I」で、「自然・その他」系の場合は「総合科目II」で開講することを原則とする。 |
















