ジョージ・ビードル "非凡な農民"―20世紀遺伝学の誕生

ジョージ・ビードルは古典遺伝学から分子遺伝学への道を切り開いた非凡な科学者でした。その業績に対して数々の栄誉を受けることとなりましたが、中でも、エドワード・テータムとともに遺伝子の役割がタンパク質を指定するものであるとした発見は遺伝学発展の一つの転換点となった歴史的業績で、これにより 1958年度のノーベル生理学・医学賞を受賞しています。本書は、遺伝学の巨人の一人ビードルの最初の伝記で、この分野の最も優れた二人の研究者、ポール・バーグとマキシン・シンガーが執筆し、コールド・スプリング・ハーバー研究所出版局から2003年に出版された著書の日本語版です。神戸大学農学部インターゲノミックスに掲載されています。
http://www.research.kobe-u.ac.jp/ans-intergenomics/ ご一読いただければ幸いです。

 

目次

  • 前書き
  • プロローグ
  • 1章
    非凡な農民
    2章
    リンカーンの農学部
    3章
    20世紀はじめの遺伝学
    4章
    トウモロコシの研究共同体
    5章
    ハエ・グループ
    6章
    トウモロコシからハエへ
    7章
    三つ眼のハエ
    8章
    教授になる
    9章
    ハエからカビへ
    10章
    一遺伝子一タンパク質
  • 写真集
  • 11章
    懐疑者に立ち向かう
    12章
    モルガンの後継者となる
    13章
    戦後の科学と政治
    14章
    遺伝学と核時代
    15章
    オックスフォードとノーベル賞
    16章
    学長になる
    17章
    大学の名声を回復する
    18章
    トウモロコシ論争
  • エピローグ
  • 訳者の後書き

 

(農学研究科・名誉教授 中村千春)