未知なる海への初航海 海事科学部「船舶実習1」乗船式が行われました

2015年08月28日

2015年8月22日(土)、神戸港第一突堤にて「船舶実習1」乗船式が行われ、海事科学部2年生121人が練習船「日本丸」及び「大成丸」にそれぞれ乗船しました。

この実習は独立行政法人航海訓練所教官の指導の下、集団生活を通じて船舶職員としての資質を涵養するため、運航業務や機器概要など、航海・機関・通信について実船でしかできない実践的な学習が展開される予定。普段の陸上生活とは異なり、時間の規定や、班での行動、航海当直などの規律や協調性が求められるため、人格の形成や陸上生活の質の向上が期待されます。

大型船舶での実習が初めてとなる学生たちは、緊張した面持ちで乗船。日本丸には、グローバル輸送科学科航海マネジメントコース42人、マリンエンジニアリング学科55人の計97人が乗船。「船に乗るとはどういうことなのか、しっかり理解していきたい」「将来の航海士という目標につながるような一ヶ月としたい」と意気込みたっぷり。航海マネジメントコースの女子学生は「今後の進路の選択肢となる機会なので、しっかり学びたい」と話していました。

乗船式では、「乗船を許可する」という船長訓示、学校代表挨拶を聞き、学生たちは真剣な顔つき。

日本丸の航路は神戸~十勝~横須賀~東京と1ヶ月にわたり、9月21日(月)に東京で下船し、実習を終える予定です。


○取材を担当した学生のコメント:


海事科学部 米村 太志
「私は海事科学部所属ですが、進路選択の都合上、乗船実習を体験したことがありませんでした。しかし、いつかは実習の体験をしてみたいという想いを秘めていました。この取材の機会を通して、実習の最初に携わり、雰囲気を少しでも味わせて頂いたことに誠に感謝します。また、これから船上生活を試みる後輩たちからは凛々しさや、心に秘める想いのようなものを感じられ、一ヶ月後の変化した彼らに大変期待が募ります」

大学院修士課程 山田 洋平
「大学の正式な講義科目でありながら、これまで取り上げられる機会が少なかった点に着目。船舶実習は、国内唯一の学部をPRする上で不可欠な魅力と考え、取材を企画・提案しました。初めての実習に臨み、まだ見ぬ大海原に巣立っていく姿が、海事科学部を知らなかった方や海・船に関心がなかった方を惹きつけられるよう、学生の意識発信を心掛けました。4キャンパス・11学部の多様な魅力が詰まった神戸大学の知られざる意外な一面をもっと広めていきたいです」

(総務部広報課、学生広報ボランティア)