「創造と挑戦の場所を作る」ことに挑む!―「notte」店長インタビュー

2015年10月08日

2014年12月、神戸大学に近いJR六甲道近くに深夜営業のカフェ「notte」がオープンしました。店長は神戸大学経営学部4年の乾晃大さん。どのような経緯で開業しようと思ったのか、オープンまでの苦労はあったのか、どういうコンセプトのお店なのか、乾さんに話を伺いました。


―まずはカフェ「notte」のコンセプトについて教えてください。
「お店のコンセプトは、『創造と挑戦の場所を作る』。元々頑張る人を応援したいなぁという思いが強かったんです。なぜそうなったかというと、去年一昨年ぐらい前に、自分がすごく勉強していたときに、夜の勉強する場所がなかったり、団体サークルを作ったときに夜にミーティングしやすい場所がほしいなぁと思ったり。居酒屋で話しても、みんな結局飲んでしまって全然進まないというのが何度かあり、『これちょっと違うな』と。そういう場所があったらいいなぁとずっと思いつつ、なんとなく過ごしていた感じですね。そこで『notte』を開きました」

―じゃあ自分の経験から足りないものを作ろうと。
「そうですね。結構そこが大きいです」

―その中でもわざわざお店を作るっていうところにかなり勇気が必要だと思うのですが。
「そうですね」
店内風景

―何か始めるまでの決め手、動機はあったんですか?
「一つ大きいのがあって、ある講演会に参加したときのことです。ある社長が『大学生活という時間あるなかで100万200万借金できないようじゃ、たぶん今後一生大きなことはできない』みたいなことを言われたときに、今やらないと一生できなくなるんじゃないかって思いました。元々いつかは起業したいと思ってはいたんですけどね。恐怖感に似たようなものに駆られました。あ、じゃあ、ちょっとやろうって。そこからバーンって起業しますって言った、そういう感じですね」

―でもカフェって長時間いる割には儲かるのかなぁと思うのですが。
「正直儲からないんですよ、通常営業は。唯一儲かるのがパーティーして一気に利益が上がるんですけど。それはやりたくないなと思って。なんかもっと頑張る人を応援するみたいなことで自分たちができることって何だろうと。場所を持っていて大学生でできることを考えたら、個別指導塾みたいな塾系の指導ができるんじゃないかという考えに至りました。今はそれを新しくやりたいなぁと思っています」

―どんどん新しいことにチャレンジしていくんですね。
「楽しいですね。いやぁやっぱりね、めっちゃ難しいですけど、どうやったら打開できるの?と一つ一つ考えて、達成できたときはうれしいですね。できなかったら普通にどうやってやるのだろう、と落ち込んでいくんですけど」

―カフェの今後について教えてください。
「夜カフェと個別指導の両方をやっていく感じにしようかなと思っています。僕は来年の春就職する予定なんですが、今後は夜カフェ自体のオペレーションを下げていって、個別指導塾でしっかりキャッシュを得るみたいな感じにしようかなと考えています」

―乾さん自身は今後どのようなキャリアを歩んできたいですか?
「ゆくゆくは起業というところで、ベンチャーキャピタル、起業したいという人の力になりたいなぁと思っています」

―最後に伝えておきたいことがあればお願いします。
「今後この夜カフェがどうなっていくのかは、僕もよく分からないですけど、普通にお客さんとして来てくれる方に応援してもらえたら嬉しいです」

○取材を担当した学生のコメント:
人間発達環境学研究科博士課程前期課程1年 増田 潤
「何度かお店を訪れたことはあり、起業の話などに興味があったため、取材しました。少し話をしただけで、チャレンジ精神があり、やり切るという意思が伝わってきました。自分の感じた思いと行動を結びつけることはそう簡単ではないことだと思いますが、これからの『notte』に期待します」

(総務部広報課、学生広報ボランティア)