【留学生インタビュー】~Youは何しに神大へ~ vol.4(ドイツからの留学生)

2017年03月27日

今回、インタビューしたのはドイツ・ハンブルク出身で国際文化学部4年生に所属するJan-Marek Schneider(ヤンマレック・シュナイダー)さんです。交換留学で神戸大学にやってきたマレックさん。この3月で留学期間が終わり、ハンブルクに帰ります。神戸大学での学生生活について話を伺いました。


―交換留学で神戸大学にやってきたということですが、その経緯を教えてください。
最初に日本語に興味を持ったのは高校生のときですね。小さい頃からラテン語や古代ギリシャ語を勉強していたんですが、全く違う言語を学びたいと思い、日本語を選びました。日本語は漢字が面白そうで、発音も無理そうもなく、それから更に日本の文化と現代社会も面白そうかなと。日本のアニメや小説で好きなものもあり、日本語を勉強したい気持ちが高まりました。しかし、そのときは正直あまり上達しませんでしたね・・・
大学では、もっと深く日本語を学びたいと思い、地元のハンブルク大学に入学しました。日本語の勉強では、漢字が特に難しく、音読み訓読みなど一つの漢字にたくさんの読み方があって今でも苦労しています(笑)。
現在、人文科学部アジア・アフリカ研究所(Asien-Afrika-Institut)に所属していて、留学が必須でした。大学の先輩から神戸大学では日本語の授業をたくさん開講していると聞いていたのと、交換留学で神戸大学の学生もハンブルク大学に来ており、友達がいて親しみもあったので、神戸大学を留学先に決めました。そして、昨年の10月から神戸大学国際文化学部に所属しています。

―日本語の授業にはついていけましたか?
個人的に読書やアプリで漢字の勉強をするなど、積極的に勉強していたので、問題ありませんでした。「鬱」という難しい漢字も書けるようになりました。複雑ですが、パーツごとに覚えたら簡単です。書けたときの喜びはたまりません。ある授業では、「日本の大学と格差社会」をテーマにした論文を書いたこともあります。もともと、ハンブルク大学でも書いた論文テーマだったので、日本語で書くのはそんなに難しくはなかったです。

―日本語が本当に上手ですね。生活面でとまどいは?
ドイツでの生活とのギャップはほとんど感じませんでした。ただ、やはり見かけで外国人だと分かるので、「日本語を話せないだろう」と思われてしまいます。電車などに乗っているときは英語で話しかけられますね。電車つながりで言うと、日本の車内はすごく静かですよね。ドイツでは、サッカー終了後の車内はすごい熱気です。以前、東京でラッシュ時の電車に遭遇したことがありますが、貴重な面白い体験でした。
食事の面で言うと、日本料理は大好きです。食堂では、とんかつ卵あんかけ丼をよく注文していました。おかげで、すらすら言えるようになりました(笑)。

―これから留学を考えている神大生向けにドイツをアピールすることは?
ドイツはノイシュバンシュタイン城に代表されるようなお城がたくさんあります。教会も多く、外観など建築様式も素敵です。街によっては古い街並みがそのまま残っていて歴史を感じることができます。私の地元のハンブルクは、倉庫街(シュパイヒャーシュタット)は世界遺産に登録されていて、おすすめです。そこにあるおしゃれなカフェもぜひ行ってみてほしいです。

―今後の進路について教えてください。
帰国したらすぐ卒業論文に取りかかなければならず、「日本の英語教育」について書きたいと思っています。日本では、受験のための英語教育になっており、疑問を感じました。「なぜなのか?」、深く調べたいです。卒業後の進路はまだ考えていませんが、日本の大学院に進学できたら。それが難しければ、日本でインターンシップしたいですね。

―留学を経験した立場から、留学を考えている人にどのようなメッセージを送りますか?
留学先の言語を一生懸命勉強してください。読んで話せたら、その国の歴史や社会に興味が出てくるはず。また、留学経験のある先輩にアドバイスをもらうのはとても役に立つと思います。私も事前に神戸大学の情報も聞いていたので入りこみやすかったです。皆さんも留学に行かれるなら、楽しい留学生活を送ってください。

○取材を担当した学生のコメント:
経済学1年 前田 真我
「留学生の方と話すのはなかなかない経験だったので、初めは緊張しましたが、マレックさんは気さくな方でテンポよく取材できました。これからの活躍を楽しみにしています」