学生広報チームを立ち上げた理由 広報課・文字真弓さん~大学職員の仕事ってなに?~

2017年03月30日

皆さんは大学職員のお仕事をご存じですか?学生は普段直接関わることが少なく、イメージがわきにくいかもしれませんが、様々な業務があるそうです。今回は、学生広報チームを立ち上げ、広報に携わっている総務部広報課の文字真弓さん(もんじまゆみ)に話を伺いました。将来大学職員になりたい方は必見です。


―現在の仕事内容を教えてください。
インターネットラジオの企画・運営や広報誌「風」の制作、大学SNSでの情報発信など多岐に渡ります。そのなかで、私が一番重きを置いているのは学生広報チームの運営です。2年前の2015年2月に学生広報チーム(当時は学生広報ボランティア)を発足しました。今の大学広報に欠けていたものは何かを考えたときに、学生の登場だと思ったんですね。今までは大学の先生の研究成果やイベントを開催する際に広報するのが当たり前だったんですが、学生が何か賞を受賞したり、活躍したりしたときにPRすることが少なくて。でも大学の構成員で大きな割合を占めているのは学生なので、学生をもっと取り上げたいし、学生と一緒に考えていくことでより学生視点の広報が可能になり、大学を盛り上げられるのではと思い、立ち上げました。

―それはいつごろから考えていたのですか?
2014年10月頃ですね。ちょうどその頃学生団体KooBeeと一緒に「神大緑茶」を開発したり、ベルカンが主催する七夕祭を一緒に広報してほしいということがあったりして、学生からも広報の相談が増えてきたので、学生と一緒に広報活動ができたらという思いがありました。

―学生広報チームを立ち上げる際に苦労した点は?
2015年に1期生を募集したときに、メンバーが集まるのかなっていうのはすごくありました。実績がないし、広報といっても学生はあまりピンときませんよね。大学の広報は一体何をするのだろうといった疑問符があるなかで、人が集まるのかなっていうのが本音。最終的に10人ほどの学生が応募してくれて、とりあえずホッとした記憶があります。いざ活動がスタートしてからは、取材やグッズ開発をどうやって進めていくのかが難しかったです。学生が中心となって活動していってほしかったんですが、正直うまく回っていませんでした。しかし、こちらから取材テーマを提案してみたり、アドバイスしたりすることで、学生も楽しさややりがいを感じるようになってきたようです。

―メンバーに求めることは?
積極性ですね。入った方は少なからず広報に興味があると思うんですが、こちらから提案したことに関しては動いているんですが、自分から積極的に活動していくという部分がまだ若干欠けているかなと思います。活動のなかで、もっと学生同士の交流を深め合って、かけがえのない友人も増やしていってほしいですね。

―メンバーを見ていて、どんな瞬間にやりがいを感じますか?
学生の目が輝くときですかね。最初はみんな何をしたらいいのかぼんやりとしていると思うんですけど、何か一つ活動すると、楽しそうにしているし、取材を通して様々な人の話を聞いて自分の考え方や視野が広がったりするし、自分で記事を書いてそれがホームページやSNSに載ることで達成感を得たというのを直接聞いたりするので、この活動は学生にとってもプラスなんだなと嬉しく思います。

―新しくやってみたいことはありますか?
やりたいというか、これはやるべきことなんですが、最初から活動項目にしていた大学グッズの新商品を開発したいですね。高校生がオープンキャンパスや大学見学に来た時にゲン担ぎに「お土産を1個買って帰ろうかな」と思えるような商品を増やしていくために、学生の率直な意見を聞いて、神戸大学生協と協力して実現したいと思います。

―メンバーにメッセージをお願いします。
大学生活で学業やアルバイト、部活動とか様々な経験をするのが皆さんにとって大事だと思います。そのなかでこの学生広報チームに入ったことは、何か興味を持ったからだと思うので、自分がしてみたいことを他のメンバーに話してみて、それをいかに人を巻き込んで実現していくかを一度ここで経験してほしいなと思います。社会に出ると人を巻き込んで仕事をしていかなければならないので、いい訓練になるはず。恐れず、楽しんでやっていってほしいですね。

―最後に、神大生に向けて一言お願いします。
何事にも全力で取り組んでいってください。エネルギーがあふれていて、今が一番活動できる期間で自由な時間がたくさんありますが、自分から動かないと大学生活って何もないまま終わってしまうと思いますので、少しでも興味があったら踏み出してそこに全力で向かっていってほしいですね。

○取材を担当した学生のコメント:

発達科学部2年 田中 未来登
「普段学生生活を送るなかで関わることの少ない大学職員の方にお話を聞くことができて新鮮でしたし、本当に広報のお仕事が好きなんだなというのが伝わってきました」

人間発達環境学研究科博士課程前期課程2年 増田 潤
「大学職員さんは大学に必要不可欠な存在にも関わらず、普段私たち学生と関わる機会が少ないので、仕事を垣間見ることができたのは新鮮でした」
2017年度のメンバーと(全員ではありません)

(総務部広報課、学生広報チーム)