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農学研究科が名古屋港水族館と学術交流協定を結びました

神戸大学大学院農学研究科は11月19日、財団法人名古屋みなと振興財団 (名古屋港水族館) と、 野生動物の学術に係る相互の研究と教育の交流を促進する協定を締結しました。 協定書の調印式は大学院農学研究科で行われ、内田一徳研究科長 (写真左) と祖一誠館長 (同右) が相互に協定書を取り交わしました。

農学研究科が名古屋港水族館と学術交流協定を結びました

協定は、野生動物の繁殖を含めた種の保存に係る情報交換及び技術交流並びに共同研究と学生の教育を、 より一層発展・促進することを目的としています。

協定締結の経緯は、応用動物学講座動物多様性利用科学教育研究分野が平成17年度から名古屋港水族館と連携し、 教育研究上の目標の一つである「野生動物の多様性の維持 (種の保存) 」に基づいて、同館で飼育管理されている水棲の希少動物、 哺乳類では鯨類 (シャチ、ベルーガ、カマイルカ、バンドウイルカなど) 、 鳥類ではペンギン類 (エンペラーペンギン、ヒゲペンギン) 、爬虫類ではウミガメ類 (タイマイ、アカウミガメ) などを対象として、 これらの繁殖生理の解明とそれに応じた自然繁殖の工夫や人工繁殖技術の開発に関する研究を学生が卒業・修士 ・博士論文のテーマとして進めていたことによります。

なお、本協定の締結により同講座の分子形態学教育研究分野では、 1) 海棲哺乳動物における性分化機構の系統発生学的研究、 2) 海棲哺乳動物を指標とした環境化学物質の海洋汚染の実態調査、 3) 海棲哺乳動物を対象とした進化・系統、解剖学的特徴、外部形態、生活史に関する研究、 4) 鯨類の性決定と性分化機構に関する分子遺伝学的研究、また、感染症制御学分野では、 海棲哺乳動物、魚類の保有菌叢に関することなどの将来的な研究構想もあり、教育研究上の大きな効果が期待されます。

(農学研究科)
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