【挨拶】第8回 留学生ホームカミングデイ 学長挨拶

本学を卒業された留学生の皆様、留学生のご家族の皆様、そして、地域の皆様、神戸大学へようこそいらっしゃいました。

2002年に記念すべき第1回の留学生ホームカミングデイが開催されて以来、本日、第8回留学生ホームカミングデイがこのように開催されましたこと、学長として大変うれしく思っております。

神戸大学は、創立以来、いままで5000人を越える留学生を送り出してまいりました。その卒業生の皆様は現在、世界各国で活躍しておられます。

このような背景の中、留学生ネットワークの構築を目指して開催しましたホームカミングデイは、年を重ねるにつれ、ますます充実しており、大変喜ばしく、また、誇りに思っております。

さらにホームカミングデイは、留学生と大学とのつながりを深め、大学の国際的な知的人材のネットワークをより強くするとともに、大学の国際性を豊かにしていく上で大きく貢献しているものと確信しております。

このような事業が、本学を卒業された留学生や在学中の留学生、大学関係者、そして多くの地域の皆様方に支えられてきたことに、改めまして感謝の意を表する次第です。

ご存知のように本学は、世界トップクラスの大学を目指し、「ビジョン2015」を実現すべく、日々努力を重ねております。

とりわけ、国際性豊かな知の生命体として発展を続けるためには、海外での拠点は必要不可欠であり、2008年1月の「神戸大学中国事務所」設置に続き、昨年の9月にはEUの本拠地であるベルギーに「神戸大学ブリュッセルオフィス」を開設いたしました。

また、留学生センターを中心に展開してきました神戸大学の海外同窓会ネットワークの整備も、大変重要な意味をもっています。

昨年9月の「マレーシア神戸大学同窓会」の発足に続き、3月にはブリュッセルにおいて「欧州神戸大学同窓会」が発足いたしました。

さらに「シンガポール神戸大学同窓会」が加わり、今年はミャンマーのヤンゴンにおいて10番目の海外ネットワークとなる「ミャンマー神戸大学同窓会」も発足いたしました。

今後も、世界各地で神戸大学の輪がますます広がるものと思いますが、学長として大変心強く思う次第であります。

そして本日は、欧州同窓会の小池会長のビデオメッセージ、またミャンマー同窓会の ティン エイ エイコ 会長のご報告をお聞きになられたことと存じますが、本学にとって海外ネットワークの役割がますます大きくなり、そして、なくてはならないものであることを、まさに実感しております。

このように、神戸大学の卒業生とともに築きあげているネットワークを活用し、今年は、新たに、「神戸大学グローバルリンク・フォーラム」という国際交流の強化事業が誕生いたしました。

その第1回目のフォーラムは今年1月にタイのバンコクにおいて開催され、来月には第2回目が韓国のソウルで開催される予定です。

この「グローバルリンク」は、本学の研究教育を海外で直接発信するものですが、大学のブランド力を高めるとともに、神戸大学が世界を舞台に羽ばたいていく、意味のある事業であります。

そして、このような事業は卒業留学生の皆様のご協力なくしては成しえないものであります。

現在本学で学んでおられる留学生の皆様におかれましても、神戸大学を卒業された後も、神戸大学の将来を見守っていただければ、学長としてこれほどうれしいことはございません。

最後になりましたが、本日のホームカミングデイでは、各種のパフォーマンスや、留学生の先輩である、陳海騰様の素晴らしいご講演をいただきました。誠にありがとうございました。

このあとも、楽しいイベントがたくさん行われる予定でございます。

どうかここに参加された皆様が、国籍や専門を超え、「神戸大学」という「縁」でつながっている「絆」をもう一度確認し合い、またとない素晴らしい思い出となりますことを願っております。

そして、皆様のますますのご活躍とご発展を心より祈念いたしまして、私のあいさつとさせていただきます。

神戸大学長 福田秀樹